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オレゴンチェリーグロワーズ (Oregon Cherry Growers) について

オレゴンチェリーグロワーズ(OCG)は1932年にチェリーの生産者による農業協同組合(COOP)としてスタートし、チェリーやブルーベリーの栽培、加工からマーケティングを行っています。1932年に馬車で持ち込んだ700本の実桜の苗木からスタートし、現在では1000万平米(2,500エーカー/東京ドーム217個分)のオレゴン・ワシントンの肥沃な農園で栽培するまでになりました。さらに栽培する果実もチェリーだけでなく、カルチベイトブルーベリー、ストロベリー、ブラックベリーやラズベリーなどベリー類を中心に広げてきました。また収穫された果実はフレッシュ(生鮮)だけでなく、乾燥、糖漬、冷凍など様々な加工品としても利用されています。OCGは様々な加工品を小売、外食、製造業向けに製造・販売しており、世界的に有名なブランド・製品で使用されるなど世界各地でOCG製品をご愛用いただいています。

ドライワイルドブルーベリー

ドライワイルドブルーベリーは1980年代にオレゴンフリーズドライにより開発されました。1990年代前半に他に先駆けて日本への輸出を開始。やがて事業が拡大するとオレゴンフリーズドライの製造設備では能力が不足するようになり、弊社が受託製造をするようになりました。

その後製造をオレゴンチェリーグロワーズが、そして販売をオレゴンフリーズドライが担当してきましたが、2012年にオレゴンフリーズドライより事業譲渡を受けて製造と販売を一体化し、農園から皆様のお手元に届くまで責任を持って高品質な製品をお届けできる体制を整えてきました。

生産者について

Growers owned co-op

オレゴンチェリーグロワーズ(OCG)は60の家族経営の農家で構成された農業協同組合で数世代に渡り桜の木を守り育ててきました。生産者として最高の品質の製品を皆様にお届けすることが私達の使命であり、また喜びでもあります。

Dave Copper

Daveは農園の4代目で曾祖父はオレゴンチェリーグロワーズの創立にも関わりました。140万平米の農園でサクランボと洋梨を栽培しています。最近ではDaveの娘が実務を担当し、Daveはアドバイザーとして農業と技術・経験の承継に努めています。

John Byers

Byer's Orchardsは1970年にJohn H. Byersの父親によってMill Creek Valleyにある8万平米の農園で始められ、現在Johnは83万平米までその規模を拡大してきました。今ではシュラン(Chelan)、ビング(Bing)、スキーナ(Skeena)など17種類のサクランボを育てています。現在も家族を中心として農業を行っていて、収穫時期には家族と親族総出で収穫にあたります。

Sustainability~持続可能な農業への取り組み

増え続ける世界の人口~これは食糧需要が増え続けることを意味しています。土壌、水などの栽培環境を支える資源は限られており、持続可能な農業なくしては最高の品質を安定して供給することができないと考えています。オレゴンチェリーグロワーズ(OCG)では次のような持続可能な農業への取り組みを実施しています。

  • 水資源の保全と有効管理
  • 土壌資源の保護、保全とできるだけ環境に負荷のかからない肥料の使用 (チェリー樹木の間伐材を粉砕し、マルチとして利用。さらにミミズを導入しマルチ材を堆肥に還元など)
  • 副生成物や廃棄物のリサイクル・コンポスト化によるゴミの削減
  • 総合的病害虫管理(IPM)の採用により農薬使用量を減らし、かつ環境に優しい天然農薬の使用を増やす
  • ふくろうや鷹など樹木を住処とする鳥類の保護と同時に害虫駆除への有効利用
  • チェリーの加工で出る種を乾燥・粉砕して未舗装路の被覆材として利用。車両通行時の砂・粉塵の巻き上げを抑制
  • 季節労働者のための滞在施設、教育・育児施設や福利厚生プログラムの提供により季節移民労働者が毎年就業できる環境を提供
  • ユニリーバ社が定めるSustainable Agriculture Codeによる認証サプライヤーに認定

Quality~品質

品質と安全

品質と安全はオレゴンチェリーグロワーズ(OCG)の最重要事項です。またOCG製品はアメリカだけでなく様々な国でご愛用頂いています。食品の品質と安全に国境は無く、製品が使用される各国の法規を遵守すると共に、農園からテーブルまで安心してお召し頂けるようにトレーサビリティを含め高いレベルでの品質マネジメントを行っています。

認証

OCGの加工・製造工場では

  • Global Food Safety Initiative (GFSI)
  • Safe Quality Food (SQF)
  • U.S. Transportation Security Administration – Certified Cargo Screening Program (認定貨物検査プログラム認証)

また、農園では

  • Global Good Agricultural Program (Global GAP)

をそれぞれ取得しております。

オレゴンチェリーグロワーズ日本事務所

オレゴンチェリーグロワーズ・ドライフルーツ部門の日本エージェントpdx trading合同会社(2019年1月1日に社名を合同会社OFD Foods Japanより変更)は、1990年代にオレゴンチェリーグロワーズ前身のオレゴンフリーズドライが日本に製品を輸入開始して以来、日本市場をサポートしてきております。

pdx tradingではOregon Cherry Growersのドライフルーツ製品に加え、Pacific Coast Producersの全製品を取扱っております。

オレゴンチェリーグロワーズはアメリカ・オレゴン州・セーラムに本社を構え、3工場でフレッシュ、ドライ、マラスキーノやアイスクリーム用練り込み製品など様々なフルーツ加工製品を製造・輸出しております。

オレゴンチェリーグロワーズの親会社「Pacific Coast Producers」はフルーツ・トマトの加工品のPB生産や受託生産を行うカリフォルニア州の企業です。フードサービス・業務用・学校給食用・一般小売用の様々な製品を製造しております。